
北海道は馬産地・三石のお土産のミニ羊羹。かわいいねぇ〜!
(羊羹も美味しかったです)
ところで。
先日7月30日の朝日新聞の社会面に、
益川敏英さんの記事が載っていまして
1番最後にこんなくだりがありました。
「益川さんは、ノーベル賞の受賞講演でも戦争体験を語った。
『アカデミックな席で戦争のことを語るのは不謹慎だ』という声もあったが、
『わたしの年代が戦争を語れる最後の年代だ』と話し、予定していた原稿の内容を変更しなかったという」
いやー、わたしは憤慨しましたね。
「不謹慎」なんて、言った人だれ?
考えてみたら
「それは不謹慎だ」とか
「それはルール(違反)でしょ」とか
「常識でしょ」
みたいな言い方ってどちらも
言っている人の方がちょっと聞くと良識がありそうな雰囲気を醸し出しながら、実は
「自分の思うように相手を動かそうとして」発する言葉ね。
何かそうしてほしい事があるならば
その人にきちんと言えばいいのにね。
でも日本では、はっきりいうのは難しいのよね。角が立ったり、「傷ついた」なんて逆に責められたりさ。
正確な意見交換をして、さっぱりと後腐れなく、
歯に物が挟まったみたいな「ルールでしょう」みたいな言い方が必要なくなるような
私たちの社会にならないものかしらねぇ。
そもそも議論慣れしてない私たち。
義務教育で、(建設的な)議論の技術を教えてほしいものだねー
(そしてまずは家庭でも!)