2021年07月12日

「十勝のアイヌ伝説 The Rich Earth 豊かな大地」


十勝のアイヌ伝説 The Rich Earth 豊かな大地 --- 千葉章仁/著 Lee Lustre/英訳 平原書房 2017

函館の北方民族資料館で買いました。
こういう、地方で出版されている特に地元に伝わるお話の本は、旅行先で目についたら買うようにしています。
その土地でないと買えない本が結構ある。
(これはISBNコードもついてて、Amazonでも買えるみたいですけど。)

資料館、すごく面白かった!
しかも、しばらくいたのに来場者わたし1人だけという・・・なんと贅沢というかさみしいというか・・・
(写真も撮り放題。建物も、レトロな昭和建築でした)
見事な展示品の数々に見入ってしまいました。

この本は、比較的短いお話がたくさん(数えたら32話)
アイヌの人たちもね、考えてみたら当然ですけど
日高アイヌ。とか十勝アイヌ。石狩アイヌ。とか
言葉も結構違うらしく、お話もそれぞれ違うものが伝わっているそうですが
(wikiぺディア 石狩アイヌより)


これは十勝アイヌに伝わるお話。

面白いなと思ったのは
大雪山のオプタテシケと阿寒の雌阿寒岳が夫婦で
(山が夫婦っていうのもおもしろいね)
関西にもなくはないけどそんなに聞かないよね
二上山は夫婦ではなかったっけ?(違うかも)
東北以北の神様はなんかスケールが大きいイメージがあるわ。
これとか



ともあれ
ある日夫婦喧嘩をして、怒った「雌阿寒岳は釧路の実家に帰ってしまった」
ってじわじわきませんか

あと

アイヌの人たちが、先住者のコロポックルを迫害して追い出してしまう話がいくつかあった。

今日本ではアイヌの方々というと一方的に被害者の方だから
(それは和人が大層ひどいことしたもんでもちろんその通りなんですが)
いやぁやっぱり、人間だなぁ。って思ったことでした

コロポックルは誰だったんだろうな。アイヌ以前の先住民なのかしら。気になるな


posted by しろくま at 16:45| Comment(0) | こんなん読みました^^