
けったいな町医者 --- 毛利安孝/監督・撮影・編集 2020
昨日見てきました。なんていうか、1週間しか上映されてなくて、明日までなの。
行けて、よかった〜
小さな映画館ですが、ほぼ満席でした。
わたしこの方のことは初耳でしたが、
友人に話をすると、数年前にガンで亡くなった私たちの仲間が最後にお世話になったのが、
この先生やったということでした。
ドキュメンタリーです。
尼崎で医院を開業されている方らしく
出てくる風景に随分馴染みがあって、映画に入り込んでいきました。
大きな病院(わたしもお世話になった)に勤務されてたお若い頃に(お写真のネクタイが派手だった!)
医療はこれでいいんだろうか という経験をされたみたいで
阪神大震災を契機に病院をやめ、市井に出られたそうな。
映像は時に手ブレしながら、患者さんとの温かいやりとりを丹念に追います。
ベンツを路肩に停めて洗濯物両手に抱えてクリーニング屋へ行かれたりねー
尼崎は土地柄か、いかつい車の方が活動しやすいんだとか(ぷぷ)
今の医療は薬漬けや
医学部の教授は薬屋の手先や
って怒ってはった
最後には涙ぐんでしまった
(号泣される方もきっといるかも)
ええ映画でした
お近くにかかっていたら、ぜひ。おすすめです