2020年12月15日

「子どもが幸せになることば」


子どもが幸せになることば −- 田中茂樹/著 ダイヤモンド社 2019

うちの子はもう大学生になってしまったので
(まぁまだ一緒に住んではおりますが)もうこの手の子育て本は読まなくなって久しいのですけども

これはふとしたきっかけがあって手に取りました

いい本だったー!

もうめっちゃ賛同です

わたしの子育て、今思ったら、あああの時こうしてたらなぁとか
そんな経験もちらほらありますが(特に思春期以降)
でも自分の書いたblogがたまに勇気をくれたりする
(先日はこれでした。書いたことは結構忘れているのでたまに読み返したりしてます)

概ねのんびりと、(まぁちゅん2一人だしねー)
楽しんで過ごせたんじゃぁないかなぁ
興味深い日々だったな。

あ、そうそうそれで、この本ですけどもういくつか抜書きしちゃう。

「褒める、ということに、問題がある場合があります。
それは、『褒める』と『アドバイスする』のは似ているからだと思います。
褒めるとは『評価する』ことです。『それはいいね』と言うふうに。
『それはいいね』は『それじゃないのはよくないよ』と言うのとある意味で同じです。
そのままを受け入れるのではなく、こう言うものなら受け入れるよと基準を示している感じです」


(中略)

「『お約束』も同じ問題があります。
『じゃ、これはお約束だからね!』
『お片づけちゃんとするって、お約束したでしょ!』
これ、決めているのは親なのです。『お約束』は、命令なんです」


本書に書かれている臨床心理学者の駒米勝利先生の言葉
「症状はその人にとって大切なものです。簡単にとってしまってよいはずがありません」

これはなかなかすごい言葉だなと思います。
これを著者の田中さんはこう説明しています。

「目にみえる『子どもの問題』を、すぐに取り去らないといけない厄介なものと思わないこと。
代わりに、この『問題』はこの子が一所懸命あみだした大切な対処法なのかもしれないと思って向き合うこと」



つい口を出してしまう親には。
「たとえば、アドバイスしたらうまくいきそうなことを見つけたとしても、子どもが自分でそれを見つける喜びを奪わない。つまり、『下手なままでいさせてあげる』という選択肢があります。
子どもが自分で試みて失敗し、そして自分で立ち直っていく体験を、奪わないようにするのです。自分で上手になっていくことの邪魔をしないのです」


おおー、これはやってみたいと思ったところ。
子どもに腹が立ったとき。出ていけ!とでも言いたくなったとき。

「まず、『自分は子どものことが思い通りにならなくて腹を立てているのだ』と意識することです。
そして、子どもに対しては、こんなふうに言うのです。
『あのなぁ、これだけは言っとくお前がどんな悪いことをしても、父さんは(母さんは)おまえの味方や!おまえは父さんや母さんの宝物や。この家は、おまえの安全な場所や!』と。
『君のことが大好きだ』でも『君は私の宝物だ』でもいいでしょう。
そういう言葉を、怒りながら言うのです』


いいじゃない?これ!

本書を通して著者が語っているのは
子どもへの信頼です。
どんな小さい子どもも持っている、尊厳を持って生きて行こうとする力への信頼。

それは
かつて子どもであった、自分自身への信頼にもつながるのかなと思いました。

この本は、20歳以下のお子さんを持つすべての人におすすめかな。


あら
わたしもやん



(あ、薦めていらん人もいるとは思いますけど〜 みんな読んで〜という意味ではないので〜)
posted by しろくま at 19:21| Comment(0) | こんなん読みました^^