2017年07月13日

「ハクソー・リッジ / Hacksaw Ridge」


ハクソー・リッジ --- メル・ギブソン/監督 アメリカ 2016

今日思い立って観てきました

しょっぱなから戦闘シーンがえげつないです
気持ち悪くて吐きそうになります
醜くグロテスクなものを醜くグロテスクに描いているのだと思います

ハクソー・リッジっていうのは、のこぎりのように切り立った崖、という意味で
沖縄の地上戦が最も激しかったといわれる前田高地の崖のことだそうです

主人公はアメリカのごく普通の素朴な青年で
生い立ちなどから敬虔なキリスト教徒に育ち、そして
銃を持たない、と神と約束しています

でも志願して第2次世界大戦の戦場に行きます

訓練中、ひとりだけ頑なに銃をもとうとしない彼は(当時よ……)
同僚にも上官にも憎まれ激しい暴力も受けるし軍法会議には掛けられるし……

「先の戦争」に従軍して心に傷を負ったお父さんが
息子を救うために忌まわしい(だろう)昔の軍服を着て駐屯地に向かうところ
には大変ぐっとくるものがあったし

なにより
激しい戦闘でどんどん傷つけられ苦しみ死んでいく若者たちが
だれもかれもどこかの母親の大事な大事な息子……
と思うと
苦しくてたまらない映画です
観た後しばらく心が不安定になります


むごたらしい戦闘シーンが延々と描かれるこの映画は
やっぱり反戦映画なんだと思う


舞台になった浦添市がこの映画に関してHPで資料などを公開しています


命を落としたたくさんの人たち(軍人だけでなく一般人も)に報いることは
決して戦争を起こさないことだと思う
わたしたちの息子は
いいえ、だれの息子も
絶対に絶対にこんな所へは送らない。

しんどい映画ですがおすすめします
主人公は実在の人物です

posted by しろくま at 21:16| Comment(4) | たまに観る映画のはなし