2016年12月26日

「カーミング シグナル」


カーミング シグナル〜理論と犬のストレスを軽減するための実践的応用〜 --- テゥーリッド・ルーガス/著 石綿美香/訳 エー・ディー・サマーズ 2009

先日「テリントン・タッチ」の本を読んでご紹介しましたけれども
これと並行して馬語(horse speak)の本を読んでいるんです
(すっごいおもしろいよ!!読み終わったらまたご紹介しますね)

カーミングシグナルは、犬のことば。

そういえばここでも、「徹底解明カーミングシグナル」って本を挙げてますけれども
で、犬語であり犬の気持ちを表すって説明してありましたけれども
この本ではなんでこれを"calming" (落ち着かせる)シグナルって呼ぶのかがよくわかんなかったんです

今回ご紹介するこちらの本は、薄いブックレットのような体裁ですけれども
こっちの方がずっといいです!
まぁそれもそのはず、著者はそもそも「カーミング・シグナル」を発見、提唱した人だそうです

カーミングシグナルは、犬のコミュニケーションツール。

目をそらす、鼻をなめる、体の向きを変える、弧を描いて歩く、あくびをする…

こういったことが、
個体間(犬同士、犬と人間の間でも!)の緊張をやわらげ、
「わたしはフレンドリーですよ」ってサインを相手に送っ(たりし)ているのねぇ…


うちのさくらちゃん(雑種13歳)
お散歩に行くと、向うから犬が来ても結構無視して歩いたりね。
ほかの犬に興味がないのかなぁって思っていたのですけど……

これはりっぱな、カーミングシグナルだったのね。
しかも、「年上の犬は若い犬を落ちつかせようと」シグナルを使うことが多いみたい。
さくらちゃんてば、コミュニケーション上手だったのだわ。

「犬のストレスサインには以下のようなものが見られます。
落ち着くことができない、過剰な反応をする、カーミングシグナルを使う、自分の体を噛んだり舐めたりする、物を噛む、吠える、遠吠えする、キュンキュン鳴く、下痢をする、筋肉が張り詰めている、毛が抜ける、体を振るう、自分の尻尾を追いかける、貧相な毛並み、荒い息遣い、集中力に欠ける、震える、食欲がない、排泄の回数が普通より多い、アレルギー、光を凝視する、逃げる、動き回る、神経質な行動、攻撃的な行動、転移行動」


犬っていうのは、そもそも一生を集団〜家族〜で生きる動物だそうです。
ひとりでいるってことは、どれほどのストレスになっていたか…
…さくらちゃんの話ですが…

さくらちゃんがうちに来たときは、ちゅん2が2歳で、わたしたちはいつも2階に住んでいて、
さくらちゃんは庭で
さくらちゃんの相手をほとんどできなくて、

花粉症かアレルギーがあったんだけど、「柴系の犬はアレルギーが多いから」って聞いて納得していたけれども

ストレスサインだったのかもしれないなぁ
かわいそうなことをしちゃったな


いぬのしつけに、
「乱暴にする、怖がらせる」「こういう対処の仕方には、どんな理由もいいわけも通じません」

「犬に尊敬してほしいのなら、あなたが犬を尊敬しなければいけません。
よい関係というのは相互通行であり、ほどよいバランスがとれた一体感の中で、一緒に暮らすことです」


何回も読みなおしたい本です!
posted by しろくま at 21:31| Comment(0) | こんなん読みました^^

2016年12月22日

「テリントン・タッチ」


テリントン・タッチ〜馬と人の信頼関係を築く調教法〜 --- リンダ・テリントン・ジョーンズ、ウルスラ・ブランズ/著 川喜田健司/訳 アニマル・メディア社 1998

夏の終わり、さくらちゃんの調子が悪かった時に
「テリントン・タッチ」のことを妹から聞いたんです

で、読んだのがこの本↓

犬にT・touch〜行動・健康・パフォーマンスに影響を与える優しいアプローチ〜 リンダ・テリントン・ジョーンズ/著 山崎恵子/監訳 石綿美香/訳 アニマルメディア社 2005
(あともう一冊簡単なやつ↓を読んだんですが、わかりやすいので実家の母にあげてきた)



テリントン・タッチはマッサージによく似た手技なんですが、
(この場合)犬の様々な行動の問題や症状、苦痛などをやわらげてあげることができるようで
まぁさくらちゃんはその後(結局日頃飲まない薬が切れたことで)もうすっかり良くなったんですけども
(老化以外ね)

おもしろいなぁと思って
もともと、馬のために開発されたものだということで、この本を手に取ってみました

(そうそう、余談ですが、テリントンタッチのことは、以前読んだこの本↓にも、そういえば少しだけ紹介されていたのでした)

徹底解明カーミング・シグナル --- 平沢正博/著 海苑社 2000


さて、前置きが長くなりましたが、この本。
版型も大きくて、ハードカバーの立派な本です。
副題にもあるように、馬の調教法について主に解説してあって
テリントンタッチのやり方などなどについてはさほど詳しくありません。

しかも、記述の大半を占める「調教」に関しては
わたしにはほとんどちんぷんかんぷんであり
(でも面白かったですけどね〜)

たくさんの実際の馬の(問題矯正の)事例が載っていて楽しいし
なかでもとりわけ面白かったのは
馬の風貌(まぁ結構な個性があること!)から、
その性格とか、賢さや学習能力の具合とか、を解説してある部分です

へーーーーーーーーー!!!!!!
ほーーーーーーーぉぉぉぉ!!!!!

人間でいうと骨相学みたいな?
まぁ、写真も載ってて、とはいえ細かいところは写真を見てもよくわかんないんですけど
実際
すごーく
おもしろーーーーい♪♪

馬も(も??)、額が広いほう(目が下の方についている)が賢いのねぇ とか〜
まぁ人間よりもさらに類型化ができるようなのではありまして

このごろは
乗馬クラブ行っては、馬の顔を前からや横からしげしげ眺めて
ふーむ こういう性格かぁ…とか
(乗せてもらったことがある子は)なるほどー ふむふむ…

などと楽しんでおります。

もっとちがいがわかるようになりたいな〜ぁ^^




posted by しろくま at 22:47| Comment(0) | 馬とわたし

2016年12月20日

「Good Old Boys」


Good Old Boys --- 本多孝好/著 集英社 2016

新刊だそう。この作者は初めて読みましたが

おおおおおおもしろーーーーい!!!

新聞の書評では、とにかく「うまい!!」って書いてありましたが
たしかにうまいなー と思うけどそれよりもどうしたって
「おもしろい!!!」
なんだなー

市内一弱い、小4のサッカーチームにまつわる短編集ですが
それぞれの主人公はメンバーの子どものお父さんで

ってかその家庭の話で
未読の方にはぜひこのあと読んでもらいたいからネタバレはしませんけどー

みんないろいろあるよねぇ…そこに、ひたむきな子どもたちの姿が重なって
あーーこういうのとっても弱い。ってかストライクゾーン。ちょっとフシギ話もあったり、
なによりもほぼみんな、男の子たちだし。しかも10歳て!
おもしろいし、じーんとするし!!

プロローグが、なんとも不思議というか、ちょっとした未消化感ではじまるんですけど
(この人、ちょいちょい、こういう思わせぶりな書き方しやはるのよねぇ)
で、続く話が面白いので概ねそのことは忘れてるんですけど(たまに思いだしてうーむとおもう)
それがラス2の「ハルカ」の章ですっかりわけが分かります

最後の3章、「ダイゴ」「ハルカ」「ソウタ」はもう、怒涛のもりあがり3連続!です
ま、「ソウタ」は、親目線でいうと、親子のすれ違いはすぐに察しがついてやきもきするから
もうちょっと分かりにくくてもおもしろかったとも思うんだけど。

おすすめー!


posted by しろくま at 18:08| Comment(0) | こんなん読みました^^

おやすみーっ!またあしたねー♪


Cinema Paradiso - Yo-Yo Ma and Chris Botti Live in Boston with the Boston Pops Orchestra
うわ〜〜〜 痺れる♪♪ チェロもトランペットも…

ところで。

久しぶりに、この頃心に響いた言葉集をお届けします

「見えない世界を観る力」+「不安を感じる力」=一定(説)
今日の、(かな?)森の声さんのblogより。

●アグネス・チャン(12月7日の朝日新聞「ひと」欄より)
「つらいと思うときは自分のことばかりを考えている。
周りのことを考えれば必ず出口は見つかる」

これは、ボランティアでおずれた先で、子どもたちから教わったことだと。

●輪島功一さん:元プロボクシング世界王者(11月28日の朝日新聞夕刊の連載より)
「同じことを繰り返せる人間が必ず伸びる。
『またやらなきゃいけないのか』と思った人間と、
『またできるんだ』と思った人間の差だ。
仕事も、『また、この仕事ができるんだ』と思ったら、中身が濃くなるんですよ。
難しいことを一生懸命やるよりも、簡単なことを一生懸命やる方が難しいんですよ」


なんだかだんだん日をさかのぼっていきますが
(だって手帳のメモを読み返しながらだから)

●志村ふくみさんの文章「襤褸と母衣」より(10月14日 日経新聞コラム)
戦場で矢を防ぐために着たもの。大きく膨らませた袋のようなもの。
「襤褸は母の衣ではないか」


●10月14日 TVで、島原かどこかのインターネット放送局にいらっしゃるという、
80代の局アナおばあちゃんを紹介していました
「なんのときでも、『ああたのしかねぇ』という気持ちでせんとね」

●10月29日(これもTVだったと思う)
イノシシ猟師のおじいさん。(季節柄…丹波の方の話だったか)
「怖いと思いながら殺さなあきませんよ。
こんなん怖ないわ、と思ってやったら、やられますよ」

この方は、鉄砲を使うと肉に臭みが回るので、罠を使ってイノシシを捕るそうです。

観念論じゃなく。怖ないわ、と思って猟をするのは、イノシシに申し訳ないとかではなく。
その凄み...

●10月10日、リオの街角でのインタビュー
オリンピック後のリオデジャネイロの街角で、次の開催地東京に何かメッセージを!と聞かれて
ごく普通のおじさんがね
「その調子だよ!」
いわく、
日本はやることすべて成功させてきたでしょ。地震や津波があっても、復興を成し遂げてきた。
だから心配ないよ!とThumbs upで…

オリンピックのことに限らず
「その調子だよ!」っていう言葉は、なんて励まされる言葉なんだろうー

●10月1日(これもたぶんTV)大前さん、という、義足のダンサーの方。
「今の自分のできないことを、投げ出さないことが大切なんだと思う。
『投げ出す』ことが『障害』なんだと思う」



高橋手帳「第20回手帳大賞」より
これは新聞の全面広告で発表されていて、目に留まったんですけれどもね。
<名言・格言部門>受賞作

「おはなしのきれいなひとだったねぇ」
三歳の女の子の言葉。
お母さんのお友達が帰った後、言葉遣いの丁寧なその人のことをこういったそうです。
あーーー小さい子どもが言いそうな言い回し^^ なんとも素敵なひとことです


つづきまして、ちゅん2@15歳語録行ってみます

◆玄関の外にいるさくらちゃん(犬)をみて
「さく、おるわ…… おやますわりしとる」

( ̄m ̄〃) おやますわり


「(そろそろ)どっかいくか! 小旅行するかー(^^)!」

え???まじで?? きゃっほー♪いくいく♪♪

◆10月6日 夜12時。
「おやすみーっ! またあしたねー♪」
といって、自分の部屋へ、階段を下りていきました…^^

posted by しろくま at 17:56| Comment(0) | ちゅん2日記

2016年12月18日

最近の天声人語より「モスクワ…」と「ポインセチア」


昨日の天声人語でしたか、
「故レーガン米大統領は1985年、当時のソ連を率いたゴルバチョフ氏との会談前、『ロシア人の心』を知ろうとある映画を熱心に見た。『モスクワは涙を信じない』。8回鑑賞したとの話もある」

とはじまってまして

うわぁぁぁぁぁぁ!!!となつかしさに身もだえしました(ちょっと盛った)

もう30年も前ですけど、わたしが大学1年か2年だったかの時に
大阪で「ロシア映画祭」ってのがありまして(あれ?ソビエト映画祭だったかも??)

この映画を見に行ったんです
もうあらすじも何もかも忘れましたけども唯一衝撃的で覚えているのが

悲恋ものだと思ったらコメディだったよ!!

という自分自身の驚きであります

そうか、レーガンさん、これを観たのね。しかも、8回も…


で、今日(もう昨日になっちゃいましたけど)の天声人語は
メキシコのポインセチアにまつわるクリスマスの民話が紹介されていました

この民話を元にした絵本なら、うちにあります

ポインセチアはまほうの花 --- ジョアンヌ・オッペンハイム/文 ファビアン・ネグリン/絵 宇野和美/訳 光村教育図書 2010

貧しい子どもが、クリスマスに教会に持っていくおくりものがなくて…

という設定のおはなしなら
もっと好きなものが他にありますけど

でもこの絵本は絵がとても素敵だし
あと
ポインセチアへのメキシコの人たちの優しいまなざしや
あと、結構現地では雑草のようにたくましく生えている草なんだなぁってことが分かって
なかなか面白い絵本だと思います

原題は"The Miracle of the First Poinsettia"
posted by しろくま at 00:26| Comment(0) | 新聞より

2016年12月17日

"The eagle of the Ninth"


"The Eagle of the Ninth" --- Rosemary Sutcliff, Oxford University Press, 1954

「第九軍団のワシ」
の原作。
やっと読めた!

一回日本語で読んでるんだけど
あのさぁ
英語原作は
軍隊用語や
ローマ用語(?)や
イギリス(とくに北部の)地形・文化に特有の用語がてんこもりで
あとサトクリフ独特?のいいまわし
けっこうな回数辞書引いた。

lochってそうかぁナントカロッホ、って池田先生もおっしゃっていた
「湖」って意味なのねぇ
とか
(地形でもっというと)Down(丘の一種)とかburn(小川)とか…


それはさておき。

やっぱりおもしろかった。
一番、印象に残ったシーンはここかなぁ

MarcusとEscaがイーグルを盗んで、逃げて逃げて、追いかけられて(hunted)、
もうだめかとほとんど観念して、古い信号塔に駆け込んで追い手が迫って
(なんかさぁ、「ラストサムライ」のラストで、渡辺謙とトム・クルーズが
「それで何人死んだ?」って短い会話をするシーンを思い出すのよねぇ)

そこに一群れのharebellが咲いていて

"It seemed to Marcus that it was the bluest thing he had ever seen."
っていうところかなぁ

もうちょっと小さい花がイメージだけど…


つづきも読む―♪

posted by しろくま at 12:04| Comment(0) | こんなん読みました^^

"The Horse Whisperer"(モンタナの風に抱かれて)


"The Horse Whisperer"(モンタナの風に抱かれて)--- ロバート・レッドフォード(監督、主演)、アメリカ、1998

こういう(動物の出てくる)映画ってもちろん無理なことはしていないとは思うんだけど
観ててカワイソウって思っちゃうんよね…撮影、動物たちが…怖いだろうなぁ、って…

体と心に傷を負った馬と
その馬と信頼を築いていくカウボーイのおはなし。
馬も景色もとってもすてきです
主演の女優さんがとてもよくって、都会人の余裕のない生活がモンタナの田舎で癒されていくようすも
(まぁわかりやすいといえばわかりやすいんだけど)いいなぁっておもいます

とはいえ
田舎のカウボーイだけど(馬と気持ちを通わす天賦の才がある、という)主人公が実はとても繊細で知的な人だという設定だったり
「言葉の空々しさ」を描いているのに、大切なシーンはセリフでちゃっちゃと説明しちゃってたり
ストーリーなんかもどうにもお手軽でご都合主義的であまり好きにはなれなかった
馬を扱うときの、顔のアップ以外はみんなスタントなのもまぁ当たり前といえば当たり前だけどさ。
(でも興ざめなんである)
R.レッドフォードをカッコよく見せるための映画やなぁ

馬との交流をまぁお手軽なモチーフに使われたな。

まぁそもそも
Listenerじゃなくって、Whispererだっていうことかー
posted by しろくま at 11:42| Comment(0) | たまに観る映画のはなし

2016年12月07日

自分の中の湖

このごろ、もしかしたらまぁ瞑想っていうのに近いのかもしれないんですけど…

心に浮かぶイメージがどんどん変化していくのをじっと追いかけていると
どんどん自分自身の中に深く沈んでいってね
それで
発見したことがありまして

あのね
自分の奥の奥の深いところには
池があるんです
泉っていうより大きいし
湖っていってもいいけどでも小さな...
鏡のような湖面があるんです  

日中は…concentrateしないと…その存在に気がつかないから、
まぁ夜(おおむねお風呂のなかとか)くらいしか私はまだみてないんですけどもね

で、何かわからないけどそこにはなんか生体反応があるんです(ぷ)
湖畔に、どうも生き物がいる感じ。


そしてそれが
この絵↓にとってもとってもよく似ていて
lake2.jpg

あぁ東山魁夷は、人間の心の中を描いたのね

って(勝手に)納得しております


で、この頃この池or湖に興味津々でして
まぁでも気長に探検したいなと思っております


そうそうそんなことを近頃考えていたら
今日facebookでこんな写真を見つけました

calm.jpg
@intelligence is sexy /facebook

これも、風景も水面の感じも人がいるのもちがうんだけど雰囲気もしくは色調がなんか似てて
気になりました


ところであなたは…

posted by しろくま at 00:07| Comment(0) | 日々雑感

2016年12月06日

小磯良平と牧野富太郎

koiso.jpg
描かれた花々〜小磯良平の植物画を中心に〜 小磯良平美術館

会期もあと少し!ということで
今日神戸に行った帰りに、みにいってきました

50年ほど前に、武田製薬の機関誌の表紙を飾った植物画だそうで
ということはですよ
薬用植物画♪ ひゃっほー!

(ホメオパシーのレメディ―の勉強以来、薬用植物がだいすきなんでございます。)

鉛筆スケッチの上に、水彩絵の具で彩色、
ってのも(小磯良平のイメージからは)珍しくないですか

で、
同時に展示されていたのが、
牧野富太郎の植物画!!!

すごい堪能しました
人も少なかったしね
おふたりの図録も売ってたしね!!!



わたし不思議なことに気づきました

牧野先生の植物画をみていると
何と申しますか
その植物が…なんかしゃべってるみたいな気がしたんですよね
声が聞こえる...しかもかなり個性的な雰囲気で

小磯画伯の絵よりもそれが強いんです

考えてみたら…

小磯良平の絵は、たとえばヒガンバナであったら、
そのとき彼の目の前にあったヒガンバナ個体の肖像なんですよね
だから茎は自然に曲がっているし、たとえばほかの花だったら葉っぱに虫食いの穴があったりする。

一方、牧野先生の絵は、美術館ではなく博物館に属するものでしょう
植物分類学者としての目が描いたもの。
ヒガンバナの茎はあくまでまっすぐ。
その種の最も普遍的な姿を描いたものです。たくさんの個体に共通するエッセンスです。

だから、その個体のささやかな声ではなく
種としての力強い声が聞こえてきたのかも。
っておもいました


でもどちらも素晴らしくって
(牧野先生のは図録に載ってない絵があった気がする)
しばらくうっとり眺めて暮らせそうです
この展覧会超おすすめ。(って、マニア向けかも?)

願わくば小磯画伯の植物の絵に学名を表示してほしかったぁぁぁぁぁ


このお二人にあと伊藤若冲と甲斐信枝さんをいれて4人展というのはいかがでしょうか...

posted by しろくま at 23:24| Comment(0) | 日々雑感