ボケ日和--- 長谷川嘉哉/著 かんき出版 2021
妹が、この本わかりやすかったよって
父を5月に看取ったけれど、私たちのやってきたこと結構よかったんよって
言ってたので読んでみた。
認知症の専門医である著者が
認知症ってこういう感じで症状が出てこう進行していきますよっていうのを
その程度ごとに解説されてる本ですが
本当わかりやすくて
認知症のご両親を介護された方々の話を
ところどころ見聞きするけど
全体像はそうかぁこういう感じなんやって
いうのがよくわかりましたが
読んでいると自分もだんだんこうなっていくの(かも)って思い巡らし始めて
なんだか少し憂鬱になって行くなぁ
いろいろなことがだんだんできなくなって、
本人自身不安になっているからイライラしたりキレたりするって
いう下りがありますが
これでも、若い人でも誰でも
あるよなぁって思いました
機序は違うかもしれないけども不安や心細さを表現する言葉や場を持たないから、攻撃的になってしまうしかないっていう
ニュースでもよく見るし
誰にでも必要なことやぁ
とてもいい本です。
やっぱ去年読んどきたかったぁ〜
【こんなん読みました^^の最新記事】