
世宗、ハングルで世の中を変える〜ハングル創製の物語〜 --- キム・スロン/ちょ チョ・ギョンギュ/絵 前田真彦/監訳 架け橋人の会/訳 CUON 2022
2月にぎっくり腰をやりまして
動けない間暇で
愛の不時着を・・・
っていう下りはもうお話しましたっけ
それで
ようやっと韓国語の勉強を初めまして(まぁ言語好き)
それでまずはハングルを勉強してます
で、ハングルを作ったのは王様!ということを知りました
当時漢字を表記に流用していたのは両班(知識階級といいますか貴族階級といいますか)で
庶民は辛かったんですね。。。
それを憐れんだ王様が作ったものだと
すすすすすごくないですか
世宗(セジョン)様まじリスペクト
そんなすごい王様聞いたことない
尊敬・・・
と思っておりましたら
図書館でこの本を見つけました
早速読みました!
日本で言ったら聖徳太子みたいな万能感ですが
世宗様の方が私タイプです
(ってもう、こむずかしい文章は書けなくなっておりますわたし)
世の中の全ての音を文字で表すことを理想に
人間の発声器官の形と
陰陽五行の哲学(天地の理)を記号化し
誰もが文字を読め学び生活をよくすることができるようにと
「訓民正音(今のハングル)は、何もないところから知恵を絞り、力を尽くして作り出したのではなく、
元々存在していた音に従ってその理を明らかにしたものにすぎない」
ってご自分の作った文字の解説書に書かれたそうです
「ユネスコでは識字率向上に貢献した人に贈る賞に『世宗』という名をつけて、『世宗大王賞』を制定した」
ということでハングルすごいわ!って思うと同時に
個人的には、ハングル文字で全て書き表せるというのは
日本語よりずっと音の種類が多い韓国語ならではという気はするかな。
(日本語は音が少なすぎて、同音異義語が多すぎて、音に頼れないっていうか
やっぱ漢字:表意文字がないとかえってややこしくなるんじゃないでしょうか)
さてハングル文字、もう大体覚えたんだけども
すごーくゆーっくりしか読めないから
目を慣らそうと、歌詞をハングルで読みながら歌を聴いたりしています。てへ。
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