2025年03月13日

「世宗、ハングルで世の中を変える」

IMG_2025-03-13-195625.jpeg
世宗、ハングルで世の中を変える〜ハングル創製の物語〜 --- キム・スロン/ちょ チョ・ギョンギュ/絵 前田真彦/監訳 架け橋人の会/訳 CUON 2022

2月にぎっくり腰をやりまして
動けない間暇で
愛の不時着を・・・
っていう下りはもうお話しましたっけ
それで
ようやっと韓国語の勉強を初めまして(まぁ言語好き)

それでまずはハングルを勉強してます

で、ハングルを作ったのは王様!ということを知りました
当時漢字を表記に流用していたのは両班(知識階級といいますか貴族階級といいますか)で
庶民は辛かったんですね。。。
それを憐れんだ王様が作ったものだと

すすすすすごくないですか
世宗(セジョン)様まじリスペクト
そんなすごい王様聞いたことない
尊敬・・・

と思っておりましたら
図書館でこの本を見つけました
早速読みました!

日本で言ったら聖徳太子みたいな万能感ですが
世宗様の方が私タイプです
(ってもう、こむずかしい文章は書けなくなっておりますわたし)

世の中の全ての音を文字で表すことを理想に
人間の発声器官の形と
陰陽五行の哲学(天地の理)を記号化し
誰もが文字を読め学び生活をよくすることができるようにと

「訓民正音(今のハングル)は、何もないところから知恵を絞り、力を尽くして作り出したのではなく、
元々存在していた音に従ってその理を明らかにしたものにすぎない」

ってご自分の作った文字の解説書に書かれたそうです

「ユネスコでは識字率向上に貢献した人に贈る賞に『世宗』という名をつけて、『世宗大王賞』を制定した」

ということでハングルすごいわ!って思うと同時に
個人的には、ハングル文字で全て書き表せるというのは
日本語よりずっと音の種類が多い韓国語ならではという気はするかな。
(日本語は音が少なすぎて、同音異義語が多すぎて、音に頼れないっていうか
やっぱ漢字:表意文字がないとかえってややこしくなるんじゃないでしょうか)

さてハングル文字、もう大体覚えたんだけども
すごーくゆーっくりしか読めないから
目を慣らそうと、歌詞をハングルで読みながら歌を聴いたりしています。てへ。
posted by しろくま at 20:21| Comment(0) | こんなん読みました^^

2025年03月09日

「アイ・ボディ〜脳と体にはたらく目の使い方〜」

IMG_2025-03-09-211753.png
アイ・ボディ〜脳と体にはたらく目の使い方 --- ピーター・グルンワルド/著 片桐ユズル/訳 誠信書房 2020

わたし自分の目のモノビジョンに気がついてから
俄然視覚に興味が出てきまして
この本買って読んでみたんですけど

(著者はアレクサンダーテクニークの指導者でもある)
いやー半分ほど読んで、すっごい面白いのに、なんでこんなに頭に入らないんだろうって
不思議に思って

英語版を探したらネット上で読めるのを知って
かいつまんでですけど、比較して読んでみたら色々気がついたんですけど

この和訳、色々問題があると思いました
図表の名前も結構間違っているし
文中の訳語も、同じ単語に違う和訳を当てたりしてて
なんで???
だからわかりにくいんだと思うんだけどなぁー

訳者はアレクサンダーの方のようなので、医学的な監修者を付ける必要があるんじゃないかなぁって思いました

(馬関係の翻訳書なんかは大体ちゃんと馬術家の監修がついているではないですか)

ともあれ
体の癖は視覚の癖、それは脳の癖・・・みたいな・・・
大変面白いコンセプトの本であることは間違いない

それで
偶然といいますか、必然といいますか
ちょうど、2月に専門家の方(著者のお弟子さんらしい)が来日されてセッションを受けることができるそうなので

行ってきました!京都へ!

対面個人セッションは1時間半、英語でしたが(しかもドイツ訛りなんだってぇ)
なので聞き取り難し目でしたが、文句は言えないわだってわたしも日本語訛り
ぷぷぷ
通訳頼んだら正味の時間半分になるもんねぇ
なので
がんばりました。そして楽しかった。とても穏やかないい方でした。

わたしモノビジョンなんです、ってお話したら
窓際に立つように言われて、ご指示通り遠くを見たり近くを見たりしながら
わたしの後頭部に手のひらを当ててしばし、

本当ですね

って
わ、わかるんですか???!!!!!
手で?????
僕は訓練してるから、っておっしゃってましたが
すごくない!?

目の左右の使い方を少しずつ平均化できたらいいですね、っておっしゃって
トレーニング方法などを教えていただいて帰ってきました。

おおーーーーーー

それから1ヶ月近く経って
あら、だんだん忘れがちになってるけど
また思い出す!トレーニングして何が変わるか楽しみです!

(って全然本の内容ご紹介しなくてすみません)

posted by しろくま at 21:33| Comment(0) | こんなん読みました^^

落ち込むのも馬 元気をくれるのも馬

IMG_2025-03-09-204646.jpeg
(これはLちゃん)

先日レッスンに行ったとき。

鹿毛のRくん。
どうも動きについていけなくて、残念、自己嫌悪なわたし。
やっぱスピードが出ると体が固まるんやわ。。。
(しょんぼり)

でも、そういえば、前みたいに、この子どうも聞く耳ないわ、って感じはしなかったかもー
(ちょっとは前進してるかわたし!??)

別の日。
芦毛のYちゃん(ペアを組むのは2回目)。軽〜くて鞭も要らなくて
ところが騎乗後のお手入れのとき、ガンとして足を上げない むむむ・・・

でもね、毅然として足を上げさせて、そして上げてくれたから
めっちゃ褒めてみた〜
いい子、いい子って声かけてなでなでなでなで〜した。

Yちゃん、馬だから喋らないし犬みたいに尻尾を振ったりもしないけど
とっても嬉しそうな雰囲気が伝わってくる。
(今度からは素直に上げるんだよ〜!)
そんな様子にわたしもとっても癒される。

落ち込むのも馬 だけど
これ以上ない 温かい 元気をくれるのも馬

posted by しろくま at 21:05| Comment(0) | 馬とわたし

2025年02月24日

「エストニア紀行」

IMG_2025-02-24-214245.jpeg
エストニア紀行〜森の苔・庭の木漏れ日・海の葦〜 --- 梨木香歩/著 新潮文庫 2016

文庫だしエッセイだし持ち歩きやすくて細切れにでも読めるので
外出時のお供に活躍してくれた本

なので読んだのは切れ切れでしたが

著者が出版社の方や現地の運転手、ガイドさんたちと一緒に(多分取材旅行??)
エストニアを多分1週間くらいかなぁあちこち旅された時の記録です
バルト3国の中で一番北にあって
(この順番ってほんと覚えられなかったんだけど、本書でようやく・・・)
大国に挟まれた小国の歴史があって
固有種の馬がいて
幽霊のいるホテルがあって
キリスト教教化前の信仰がベースに残っていて

とっても面白かった。

わたしよく知らないんですけど梨木香歩さんという方は
鳥マニアで動物が好きで植物が好きで自然のものたちにもお詳しいような

こういう嗜好はわたしもわからなくもなくて
というよりかなり共感するところがありまして
ふと
ホメオパシーとかお好きじゃないかなぁって思いました
(っていうか、ただ使うだけじゃなくて勉強すると面白いのよね。・・・)


posted by しろくま at 21:55| Comment(0) | こんなん読みました^^

2025年02月19日

「愛の不時着」上・下

IMG_2025-02-19-102415.jpeg IMG_2025-02-19-102333.jpeg
愛の不時着 --- パク・シウン/著 根本理恵、朴美淑、都成愛/訳 宝島社 2021

この頃とみにblogが滞っておりますが
先月末にぎっくり腰になりましてですね(初)

しばらく何もできず家でじっとしていた時に
ようやくというか前々から評判を聞いていた韓流ドラマ
「愛の不時着」を見始めましたら

なんとこれがものすごく面白くてですね
(要はハマった)

一通り見て、映像に飽き足らず本も買って(screenplay:脚本でした)

読み読みもう一周見てしまい

字幕って読むスピード重視でだいぶ表現を端折っているから
文字で読むとより面白くて

で、それでもまだ飽き足らず
韓国語の勉強を始めてしまいました

という・・・


この脚本とてもよくできていて
もちろん
ドラマならではのなんとも都合の良い部分は多々あるんだけれどもさ

まぁ全ては
主演(というか相手役というか)のヒョンビンさんの素敵さが凌駕する・・・ハート


けどすごいわねぇ
韓国の方々って
ドラマチックなのがお好きなのか
ロマンチックなのがお好きなのか

それにこの作品は
ぷぷっと笑える部分が結構あって

たまりませーん(ただのラブロマンスだったらここまでハマらないのよね)
I highly recommend... Je vous recommande...

ということで韓流デビューいたしました
(でもドラマ長くて・・・生活に支障をきたしております)

【ご報告】
posted by しろくま at 10:37| Comment(0) | こんなん読みました^^

2025年01月23日

ちょっと変わってきた

sarusawa_s.jpg
granddaddy power periodってご存じですか

もうずいぶん前にちょっとはやったことがあったような…
今はどうなんだろうなぁ

ぐぐってみたら、
最大パワー周期
っていう名前でどうやらしられているようです
Jan Spillerさんという占星術師の方が提唱されてたんですけど
(超簡単に言うと)
生まれた日時から割り出す3週間ほどの期間のことで
その間に願いを書き出すと叶いやすいというもの
願いは40個まで書くといいとか

昔は、私もやってみたこともあるんですよね
で今年も
あぁおじいちゃん週間に入ったなぁって
だって1年に1回しかないんだもの
でも

ええと、もちろんこうなったらいいなぁという願いはいくつもあるのですけど
今年はちょっと違う思いもあります

具体的なことを書き始めると超長くなりそうなので
簡単に言いますと

自分を苦しめていた(あるいはそう思っていた)ことの
別の意味
新しいこと、自分にとって新しい考え方、これまで持ってなかった価値観に気づいたら
その苦しみがむしろ感謝に変わるってこと

そういうradicalな変化って
ありませんか
わたしは昨年末から今年にかけて
結構体験してるんです

そんな時思うのが

人を幸せにするのは
ものとか、環境や状態とか、
ではないなぁって

幸せというか…
人生を自由にする考え、価値観に
どれだけ出会えるかどうか
じゃないかなぁって

なんだかまるで謎解き。
自分というパズルの謎〜


なんで、今年は、こうなりたい、これがほしい、って願いをかぞえるのを
せずに
まぁ思いを馳せるくらいにして
わたしのpower periodが終わりました

posted by しろくま at 21:14| Comment(0) | 日々雑感

ティーバッグ

teabag.jpg
フランス語の先生が毎年クリスマスには
フランスの実家に帰られるんですけど
今年はお土産に紅茶をいただきました

ティーバッグですけど↑この紅茶シリーズとてもおいしいです

みてみて
ティーバッグがコットンの袋です

年明けすぐ、こんな記事を見ました
ティーバッグからマイクロプラスチック〜バルセロナの大学の研究結果〜

ティーバッグと言えば昔は紙のイメージでしたが
今ちょっとおしゃれなところの紅茶だと
プラスチックのテトラパックが多い気がします

いやーこのパックはそこら中にありません?
むむむ
改めて
少なくとも、避けられるものはなるべく避けるようにしよう。
posted by しろくま at 20:45| Comment(0) | 日々雑感

"わたし" を大変正確に映す鏡

louis202501_small.png

今日乗せてもらったのは、
結構人が嫌いなのかも?もしくは触られるのが嫌?
なお馬さん(Wちゃん)でした
(↑の写真の子じゃぁないです〜)

まぁ引き馬から手入れから騎乗から下馬から
いろいろと
相変わらず薫陶を受けたわけなんですが
(Wちゃんありがと。。)

ふと気が付きました
(っていうか感じてたことを意識して言語化してみた)
そういえば・・・

まわりの、他の会員さんたちをみていると
(ここのクラブではわたしは新入りだから、面識のない方がほとんど)
この人上手そうって思うことありますよねー?

共通した雰囲気を持った方々が結構いらっしゃるような
気がするんですよね
佇まいに似たところがあるっていうか


女性は(男性はサンプル数が少なくてよくわかんないわ)

雰囲気がやわやわしていなくって
芯がある感じというか

なんか"鋼感"があるっていうか

こういう気を発散している人には、お馬さんたちは頼りがいを感じるというか
安心感を持つのかもしれないかなぁ


馬に乗っていると
まず自分の体のことについてとても発見が多くて
ここが固いとか力が入っているとかコントロールできないとかetc

加えて体だけじゃなくてメンタルな部分でも
発見が多いなぁとしみじみ思います〜〜〜

そして
なんなら
体の癖と、心の癖、わたしの在り方とは
結構共通点がある・・・(っていうか、そのものだったりするなぁー)


だって
馬は
とても敏感で繊細なセンサー付きの
強いのに
人間に合わせて付き合ってくれる広い心を持った大動物だから


posted by しろくま at 20:04| Comment(0) | 馬とわたし

2025年01月17日

Duolingo...

IMG_2025-01-17-213155.jpeg
ちょっと前に話しましたが

昨年末からDuolingoでフランス語の学習を始めまして

これが面白くて!

ゲーム形式だしなんやかんやと毎日、やってしまうんですよねぇ

今日もまたipad開いてクリアしてたんですけどなんか
画面がもうここから変わらなくなってしまって。。。。

ググってみたらどうも
日本語版フランス語 のコースはここで終わりみたいなんですねー!?

終わったら困るやんかぁ
まだ初めてから3ヶ月くらいしか経っていないのにさ

英語版フランス語ならまだ先があるようなので
早速選択しまして

でもさぁこれも終わったらもうどうしたらいいかわかんないしさぁ
(韓国語に本腰を入れるという方向もあるけど)

とりあえずまた前の方から
ゆっくり順を追ってduolingoすることにしましたー
posted by しろくま at 21:39| Comment(0) | 日々雑感

お馬って一頭ずつみんな違うんやけど

202411c_small.jpg
いやもちろんそんなことはわかってる(つもりな)のでありますが

頭でわかってるとおもってる(口では言える)ことと
体に沁みとおる(腑に落ちるというかさ)こととはいつもながら大層違うんであります
(何百回何千回人生でこう思ったかわからんくらいやのにあいかわらずまだ思う)

ねー


この頃お馬の話題書いてませんでしたやん
なかったわけではなくむしろ
なかなか言葉にできないくらい深かった(と言っていいのかどうか・・・)

わたしにとっては大きなクライシスと変化/カタルシスがありましてん
特に年末あたり(これ長くなりそうなのでまた別に書けたら書きます)


乗馬の醍醐味って馬とのコミュニケーションやん
わたし去年の6月にこんなこと書いてますけども

「馬のこと」ももちろんだけどそれに加えて
「その子のこと」をわかる
感じる

そして

自分を(馬に)合わせる

っていうことが
めっちゃ必要やねんなぁ!っていうかそれが
馬とのコミュニケーションの入り口やねんなぁー!って
(あ、入り口は一つじゃないと思う。)

昨日感じ入りました

今日は何か知らんけど関西弁強め。
(たぶんドクターキャピタルにはまってさっきもみていたから)
相変わらず影響されやすい←特に音


えとですねぇ
きっかけはですねぇ
やっぱりお馬さんに教えてもらったんですけども

昨日、乗せてもらった(配馬された)お馬さんは
トロッターが入っているんだったか馬車を引く系の子で
(輓馬みたいな大きいのじゃないです)
首がふとーい 足もふとーい 体が丸ーい 力が強ーい

部班で前にいた(←サラブレッド)上手な人の乗り方を見て
うーん トロットで手動いてない・・・

って真似っこしてみてたんですけど
手が疲れちゃって
先生に聞いたら
うーん そしたらアクセル(手を前に送る)が少ないんかな

って

そのとおりやってみたらずっと楽だし
お馬さんはずっと走りやすそうに(機嫌よくなった感じがした)

そりゃあそうか。

さっき下乗りしてくれてた先生が
別の子とこの子とで
乗り方も姿勢もめっちゃ違うわー。ってみて思ってたので

それが
ほほぅ。とやっとこさ腑に落ちた私でした
(ほんま、やっとやで)

でも
こうやってひとつひとつ
身につけていくんでありましたわたしは!
(で、それが楽しい)

お馬は一頭一頭違う。
性格も
癖も
動き方も
スイッチも
めっちゃ違うから

人間の動きはそれに合わせていく。
だけど

合わせて動けるのは、変わらないところ(キホン)がしっかりとあるからかな

それは、重心とバランスちゃうかなって
思っている乗馬歴9年?え?もう10年か??
のわたしでございました。


The slower you go the more you can feel ----- Mark Rashid

上達を急がないのが上達のこつ。----- 方条遼雨

成果が上がらないのは淵がそれだけ深いということ。
つづけるんだ、タゼーレン。
それこそが力になる。----- 乾石智子「滅びの鐘」
posted by しろくま at 19:54| Comment(0) | 馬とわたし